シコウスル森思考と試行の実験林

シコウスル森のなかま

第1話「やる気の鈴」

秋の終わり、こもれび谷の作業小屋には、冬のあいだの木の実がどっさり届きました。 棚にしまわなければ傷んでしまうのに、「みんなのやる気が出てから」と、なかなか誰も動きだせません。 谷に伝わる「やる気の鈴」を探しに出かけた一行。そのころ、キツネくんだけは、ひとりで箱を運びはじめていました。 考えて、やってみる。やってみて、また考える。 正しいことほど、言い方に困る。そんな森の、なかまたちのお話です。